富山県の関係者13人が亡くなったニュージーランド地震から22日で12年です。生徒12人が犠牲となった富山外国語専門学校で追悼の集いが開かれました。
追悼の集いには、遺族や在校生らおよそ100人が参列し、地震が発生した日本時間の午前8時51分にあわせ1分間の黙祷を捧げました。
この地震は2011年にニュージーランド南部のクライストチャーチ市で発生したもので、ビルの倒壊に巻き込まれるなどして185人が死亡。そのうち、語学研修中だった富山外国語専門学校の生徒ら県関係者13人が命を落としました。
集いでは在校生を代表して1年の栗本アリヤさんが「先輩方が学びたかった言語や文化、未来への希望を胸に、学校での生活を過ごしていきます」と述べ、追悼の意を表しました。
そして、娘の佳世さんを亡くした金丸直弘さんが遺族を代表して挨拶しました。
金丸直弘さん:「人生常に挑戦であり、挑戦する気持ちを忘れてはダメだと思います。人生1回、前向きに生きてこそ未来が開けてきます。失敗をおそれず頑張りましょう」














