大分県中津市山国町のコミュニティバスが不適切な運行を繰り返していた問題で、市の調査結果が公表され、コースの途中で折り返す運転が常態化していたことが明らかになりました。
この問題は山国町のコミュニティバスが一部の路線で、コースの途中で折り返したり、時刻表より早く出発させたりしていたものです。
中津市が運行記録などからさかのぼって調査した結果、2018年2月から4年半の間に1106便のうち、およそ9割に当たる995便で折り返し運転が行われていたことがわかりました。
また利用者のヒアリングの結果、2020年12月ごろから2年半あまりの間に420便中、半分の210便で時刻表より早く出発していたということです。
中津市は委託業者に対しおよそ65万円の損害賠償を今年度中に請求する方針です。