新型コロナの影響で3年ぶりの開催となった「八戸えんぶり」。八戸市内では参加したえんぶり組による舞が披露され、訪れた人は19日までに約25万人とにぎわいを見せる中、20日フィナーレを迎えます。
全校児童約320人、八戸市の中居林(なかいばやし)小学校です。20日はえんぶり部の児童15人が、地元・中居林えんぶり組の人たちと一緒に大黒舞やえびす舞などを披露しました。
※鑑賞した児童は「迫力があって舞もすごくきれいでした」「兄がえんぶりやってて、その時もかっこよかったですけど、今回のはもっとかっこよかったのでよかったです」
新型コロナの影響で3年ぶりとなる学校での公演でしたが、えんぶり部の児童たちは見事に演じ切りました。
※えんぶり部の児童は「3年前よりもっといい踊りができるようにがんばりました」「失敗もあまりなかったし組の人ともちゃんと合わせてできたと思うのでよかったかなって思いました」
一方、国の登録有形文化財「更上閣(こうじょうかく)」の庭園で行われたお庭えんぶりは趣きが異なります。太夫たちが馬の頭をかたどった烏帽子を大きく振り、凍てついた大地から春を呼び起こす力強い摺りが観客を魅了しました。
※観客は「ちゃんとこうやってみたことがなかったので地元でも。すごくよかったです」
3年ぶりとなった八戸えんぶりはこのあと市役所前でのかがり火えんぶりで幕を閉じます。














