砺波市は新年度、新たな地域交通として注目を集める乗り合いサービスに注力する方針で、市営バスもメリハリのきいたダイヤ改正に乗り出します。
砺波市の新年度予算案は一般会計で229億4000万円と前年度から10億円あまり増加し、市町村合併後、2番目の規模となりました。
砺波市では「愛のりくん」としてスタートした乗り合いサービスを去年から「チョイソコとなみ」として運用、新年度は、その対象エリアを市内の一部地区から全域に広げ、車両も5台から8台に増やします。
また、協賛金を出した店や事業所の前に停留所を置くという「おでかけ応援スポンサー制度」を導入し、運行費用の確保に努めます。
事業費に6000万円余りを計上。
砺波市はこれにあわせ市営バスを通勤・通学を重視したダイヤに改正します。
砺波市 夏野市長:「チョイソコとなみのいいところは自宅まで行ける・自宅から行けるということです。車を持っているよりも維持費は安いわけですし、それを考えていただくと、まだまだ活用していただけると思いますし、朝・夕はバスで他の交通との接続を取れるようにすることが大切だと思っています」