19日は雪が雨に変わり春の気配が濃くなる二十四節気の「雨水」-。
広島市の縮景園では3年ぶりに梅見茶会が開かれました。

縮景園には紅梅と白梅、あわせて19種136本の梅の木が植えられています。

梅見茶会はことしで56回を数えますが、コロナ禍で3年ぶりの開催となりました。上田宗箇流の直弟子がお点前を披露し、参加した人たちは抹茶と早春の景色を彩った菓子を楽しんでいました。

参加した女性
「お稽古の時とは違って、空気が凛としているというか引き締まっているのでおいしくいただきます」
参加した女性
「早く春が来たらいいなって感じながら、ひと時を過ごさせていただきました」

縮景園の梅の花は、いま5分咲き程度だということです。
なかでも八重寒紅梅という種の木は、鮮やかな桃色の花をつけ、来園者の目を引き付けていました。
園内の梅の花はこれから3月初めにかけて楽しめるということです。