去年3月、福島県沖を震源とする地震で東北新幹線が脱線した事故で、運輸安全委員会は、事故発生から1年以内に調査を終えることが困難だとして、経過報告書を公表しました。
この事故は去年3月16日の深夜、宮城県、福島県で最大震度6強を観測した地震で、東北新幹線の「やまびこ223号」が、福島-白石蔵王間を走行中に17両編成のうち、16両で脱線したものです。
来月で事故から1年が経ちますが、運輸安全委員会は「事実情報に関する情報の入手や原因の分析などのため、さらに時間が必要であり、1年以内に調査を終えることが困難」だとして、きょう調査の経過報告書を公表しました。
報告書によりますと、「やまびこ223号」は、1両に4つあり、全部で68ある車軸のうち60の車軸が、レールからずれるなどしていました。そのうち10の車軸は、レールを完全に乗り越えて逸脱している状態だったとしています。
運輸安全委員会は、引き続き原因究明のため調査を行うということです。
JR東日本は経過報告について、「これまで当社が発表した内容や、国交省に報告した内容と一致する。引き続き、運輸安全委員会の調査に協力していく」としています。
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