馳浩石川県知事が去年就任して以降、初めてとなる通年型の本格的な予算編成、「馳カラー」はどのような施策に反映されたのでしょうか?
県は一般会計でおよそ6170億円に上る新年度の当初予算案を15日、発表しました。
馳知事
「魂で根雪も溶かす新予算」
「県庁職員の皆さんが魂を込めた議論をした上で、新予算を決定していただいたと思います」
去年春の知事就任後、初めて編成を手がけた当初予算案について、馳知事はこのように表現しました。
県の2023年度の当初予算案は、一般会計の総額で6,170億9,400万円となり、前の年度より1%増えています。喫緊の課題としては、新型コロナ対策のための検査・医療提供体制の確保や、電気料金をはじめとする物価高騰対策を挙げています。
4月からの電気料金の大幅値上げや、長引く原材料価格の高騰で打撃を受ける事業者への救済として、省エネ設備の導入支援に5億円。賃上げを行う企業に対しても、県の補助事業でインセンティブを設けます。
馳知事
「賃上げ率は4%以上、対象となる県補助金制度は(脱炭素社会実現に向けた)GX・DX設備投資補助金。補助率の引き上げ幅は、2分の1から3分の2に引き上げます」
一方、一般家庭に対しては、省エネ性能の高い家電を購入した人に買い物などで使えるポイントを交付するキャンペーンを実施し、その事業費として4億8,000万円を盛り込んでいます。
このほか馳知事が特に力を入れるのは、知事選から自身が公約として掲げてきた「幸福度日本一の実現」に向けた取り組みです。安心して子どもを産み育てるための妊娠・出産サポートをはじめ、来年春の北陸新幹線県内全線開業に向けたイベント開催にかかる費用で1億2,500万円余りを計上。この予算額は金沢開業した当時の2014年度に比べほぼ倍増となりました。
馳知事
「開業までいよいよ1年余りとなり、来年度は開業に向けてより一層の機運醸成を図り、県内全体を盛り上げるためさらなる取り組みを行う」
馳知事としては初めての県の当初予算案は、今月21日開会の県議会定例会に提出され審議されます。
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