大分県内ではインフルエンザの感染が拡大し、大分市と西部では警報基準を超えて学校現場で学級閉鎖や学年閉鎖が増加しています。

2月12日までの1週間のインフルエンザの患者数は1医療機関あたり20.95人で、前の週より5.19人増え、感染の拡大傾向が続いています。

保健所別では大分市と西部が警報基準の30人を超えた一方で、南部や豊肥は一桁に留まっていて、感染状況にばらつきが出ています。

学校現場では臨時休業も増えていて、15日現在で大分市や由布市など6校・6学年で学年閉鎖、7校14クラスで学級閉鎖となっています。

また、感染性胃腸炎の患者数も増加傾向となっています。保健所別では大分市が警報基準の20人を超える感染状況となっていて、東部・南部と続いています。県は手洗いなどの感染予防対策の徹底を呼びかけています。