中学校や高校の部活動を外部と連携して行う「地域移行」を進めていくため、大分県の検討委員会が開かれました。

この検討委員会は少子化による生徒数の減少や教職員の働き方改革を背景に今後の部活動のあり方を議論するため開催されました。委員会では「地域移行」をテーマに休日の部活動を地域のクラブと連携して行い、外部の指導者を確保することなどが議論されました。

また、すでに地域移行に取り組んでいる豊後大野市の朝地中学校などの例を参考に持続可能な部活動について協議されました。

(三浦一雄県教育次長)「どこの地域にいても生徒たちがスポーツに勤しめるそういう環境を作らないといけないのと、教職員のみなさまの負担が軽減されるような、そういう仕組み作りが必要になる」

県教委は部活動に関する新たなガイドラインを3月末までに策定し、4月から県内全域で地域移行を進めていく方針です。