山梨県・道志村で見つかった人の骨は、後頭部の一部で子どものものとみられることがわかりました。3年前に行方不明になった女の子との関係はあるのか。これまで8回ほど現場を調査したという元刑事は、後頭部の一部だけ見つかったところに「不可解な点がある」と話します。

一方、女の子の母親は骨は娘のものではないと考えていて「娘が無事に戻ってくると信じている」と話します。

■見つかったのは子どもとみられる後頭部の骨 一部分だけ

4月26日に続き、27日も行われた山梨県警の捜索。捜索現場は山梨県・道志村の山中で、上空からは複数のスコップが見えます。


現場に続く道を歩いてみると・・・

山本恵里伽キャスター
「しばらく歩いてみましたけど、本当に人気が無いですね。道路も舗装されてない砂利道になっていますね。急な崖のような形になっていて、1歩足を踏み外したら落ちてしまいますね」


現場では4月23日、40代の男性が山道の脇で人の骨のようなものを見つけました。男性は当初、写真を撮って現場を離れましたが、ネットで調べたところ、人の骨である可能性に気づき、25日に現場を再び訪れて警察に届け出ました。

司法解剖の結果、見つかったのは「頭の骨の一部」でした。性別はわかっていませんが、子どもの骨とみられます。

捜査関係者は「見つかったのは後頭部の骨で大きさは10数センチぐらいの一部分だけが見つかった」と話しています。見つけたのは“捜索ボランティア”でした。


■付近で3年前行方不明になった女児との関係は?

付近では約3年前、千葉県・成田市から家族や友人らとキャンプに訪れていた、小学1年生の小倉美咲さん(当時7歳)が行方不明になっていました。


2019年9月21日午後3時40分ごろ、おやつを食べ終わった子どもたちはテントから約100メートル離れた沢へ向かいました。食べ終わるのが遅くなった美咲さんは一人で追いかけ、その後行方が分からなくなりました。

2021年9月の山梨・道志村での取材では・・・

小川キャスター
「テントはここに設営されてたんですね」

美咲さんの母 小倉とも子さん
「そうですね、ここに7家族分のテントと、みんなで食事をとるためのタープ(屋根)とかを張って。美咲が私に『ママ私も行ってもいい?』と聞いてくれたので、『いいよ、いってらっしゃい』と言ってここまで見送って」

小川キャスター
「美咲ちゃんはここから一人で?」

母・とも子さん
「そうですね、この坂を下ってちょうどあの下の木と木の間から
左の方に走っていく姿が見えたので。喜んでスキップして走っていく様子を今でも覚えているし、あの時のことをずっと後悔しています」

2019年当時、県警や消防、自衛隊など、のべ1700人以上が約2週間にわたって捜索しましたが、有力な手掛かりは得られませんでした。

2019年9月 美咲さんの母
「美咲に関わるどんな些細なことでも、構いませんので皆様から情報をいただけましたらありがたいです。すごく優しい子です。私の大切な宝物です」

そして、2022年4月25日、警察から母・とも子さんのところに連絡があったといいます。

母・とも子さん
「(警察から)美咲ちゃんと関係あるかもわからないですが、一応ご連絡させていただきましたと言われました。苦しい思いにはなりました」

今回見つかった骨が美咲さんのものかどうかはわかっていません。現在、警察が鑑定を進めています。