卒業を間近に控えた大分県佐伯市の高校生が、はかまの着付けを体験し、大正ロマンあふれる姿で城下町を散策しました。

佐伯市では近代の街並みが残る城下町を中心にレトロとまち歩きを組み合わせた観光振興に取り組んでいます。その一環で、この春に市内の高校を卒業する3年生を対象に、はかまの着付け体験が開催されました。大正ロマンあふれるはかま姿で着飾った生徒は写真撮影に臨んだ後、城下町の「歴史と文学のみち」を散策し、卒業前の思い出作りを楽しんでいました。

(生徒)「はかまを着る機会も少ないので着ることができてよかった」「優雅な気持ちになります」「卒業したら佐伯を離れるからみんなと楽しい思い出ができてよかった」

佐伯市観光協会では3月1日から一般の観光客が、はかまの着付けを体験できる「さいきレトリップ」というイベントを始めます。