富山県内の警察署の再編をめぐり県警が「高岡エリア」と「砺波エリア」の2つの新庁舎の建設場所を明らかにしました。
高岡署と氷見署を統合した「高岡エリア」の新庁舎は、高岡市美幸町の高岡西部中学校の敷地に建設されることが決まりました。
高岡西部中学校は、中学校再編に伴い4年後に移転予定でその跡地に建てられます。
また、砺波、南砺、小矢部署を統合した新庁舎は砺波市苗加の国道359号線沿いに建設します。
会見した県警の杉本伸正本部長は、選定理由について国道や県道に近く迅速な出動が可能であることなどを挙げました。
統合後、警察署がなくなる市においては旧警察署を行政手続きの機能などを残した分庁舎として活用するとしています。