大学生が開発した、誰も食べたことのないという「未来のおはぎ」、販売開始です。

宇部市のおはぎ専門店「かまたの恵」で販売が始まったのは、その名も「女王」。
宇部フロンティア大学短期大学部・食物栄養学科の学生4人が、これまでに食べたことのない「未来おはぎ」をテーマに開発しました。



リポーター「どんなおはぎかと言いますと…実は、ピスタチオ味なんです。今、流行っていますよね。中の玄米ともち米がぷちぷちもちもちして食感もすごく楽しいですし、ピスタチオの香りが思った以上にふわっとします」

ナッツの女王と呼ばれているピスタチオのペーストが、白あんに練り込まれています。

宇部フロンティア大学短期大学部・食物栄養学科の2年生「去年ぐらいからピスタチオがすごく流行ってて、よくアイスとかチョコレートで出ていたので、ピスタチオを混ぜ、おはぎを作ったらおいしいかなと思って作ってみました」

「かまたの恵」藤井芳治代表「(学生とコラボして)刺激になった。乾燥したナッツを使うことは全く考えていなかったので、とてもいい勉強になった」


今回のコラボは、去年「かまたの恵」から大学に協同開発を呼びかけ、実現しました。
店からあんこと玄米を提供し、学生にさまざまな食材との組み合わせを考えてもらいました。
販売されたピスタチオのおはぎは、去年9月、4種類の試作品を出した試食会で最も人気がありました。試作品を食べたお客さんから「いつから販売なのか」問い合わせも多かったそうです。

試食した人「ピスタチオとか普通考えませんよね。(地域の店とのコラボは)地域を見つめるのにちょうどいい」


ピスタチオのおはぎ「女王」は、春ごろまでの期間限定。
来年度もコラボ商品を作ることにしています。