今月、大分市の60代の男性が、インターネット利用料金の未納名目で、12万円の特殊詐欺被害にあい、警察が捜査しています。

2月12日、大分市の男性(60)の携帯電話に通信事業者をかたる者から「ご利用料金についてお話ししたいことがあります。本日中にご連絡ください」とショートメッセージが届きました。

男性が記載された電話番号に連絡したところ「インターネットの利用料金が未納になっている。当社が仲介して解決するので、仲介金の前払金 10万円を払って下さい」と要求され、商業施設のATMから指示された口座番号に送金しました。

また、同じ日に携帯電話に「他のインターネットサイトにも未納金がある」と言われ、同じ商業施設のATMから2万円を送金し、合わせて12万円をだまし取られる詐欺被害にあいました。

翌日になって男性が不審に思い、警察に相談して詐欺被害にあったことが分かりました。

警察が特殊詐欺事件として捜査していますが、インターネットサイト利用料金の未納に関するメールは架空料金詐欺の手口なので、十分注意するよう呼びかけています。