卒業式でのマスク着用について、大分県教育委員会は県内の公立学校に対して、児童・生徒が主役となる場面以外では着用を求めるとする通知を出しました。

県教育委員会によりますと、卒業式でのマスク着用に関する通知は13日付けで、県立学校や県内18市町村の教育委員会宛てに出したということです。

内容については入退場時や式辞・答辞など児童・生徒が主役となる場面では着用を求めない一方、それ以外の国歌・校歌斉唱の場面や、卒業証書授与の際の教職員には着用を求めています。

ただし、基本的には着脱の強制はしないということです。

国は式典全体を通じてマスクを外すことを基本としていますが、県教委は「卒業式後に大学や県立高校の入試が控えているため配慮した」としています。