パラハラ問題で揺れた舟橋村が新年度予算案を発表しました。就任後、初めての予算編成となる渡辺光村長は、パワハラ対策については意識改革が進んだとして予算計上しませんでしたが、役場で古くから続いてきたある伝統を見直します。
渡辺光村長:「渡辺カラーというわけではなないですけど、タイミングが合致した」

渡辺村長が新年度予算案で見直しを決めたのは竣工当時から47年間続いてきた役場内での土足厳禁、スリッパ履き替えの伝統です。

記者:「舟橋村役場です。現在は2階と3階が土足厳禁となっていて、スリッパに履き替える必要がありますが、4月から全フロア土足で入れるようになるということです」
舟橋村役場では、これまで来庁者の多い石張りの1階フロアのみ土足OKで、議会棟などがある2階と3階のフロアは土足が禁じられていました。

村によりますと村役場は1976年に竣工し、当時は公民館の役割も果たしていました。その名残でカーペットが敷かれている2階と3階は土足が禁止で、フロアに行く際はわざわざ「スリッパ」に履き替えなければいけませんでした。















