ドローンを活用し、遠隔地へ食品などを運ぶ実証実験が大分県杵築市で行われました。
この取り組みはドローンを使った新たな観光サービスを創出しようと、大分県が民間企業に委託して実施され、12日まで2日間、杵築市で運送実験が行われました。実験では守江湾を臨むキツキテラスからおよそ5キロ離れた城下町の野上邸へバーベキューセットを輸送、観光客の元へ新鮮なカキが届けられました。

バーベキューの後は特産品を載せ、再びカキ小屋へ。初日は帰りに通信トラブルに見舞われましたが、12日は無事に成功。新たな観光と物流の可能性が実証されました。

(オーイーシー・野崎浩司上席執行役員)「ドローン物流をもっとみなさんに知ってもらい、見に来てもらえる場所を一つでも作って実現化をしていきたい」
県は観光のみならず、今後も様々な分野でドローンの普及に向けた取り組みを進めていきたいとしています。