4000キロ離れたロシア極東部へ

渡り鳥の生態に詳しい専門家に聞きました。

県伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎研究室長:「春の渡りを調べたものでマガンに衛星送信機をつけて追跡した結果を示している。伊豆沼を出発したマガンは北海道を経由する。そのあとにカムチャッカ半島のほうに向かいさらにはベーリング海沿岸まで飛んでいく」

伊豆沼を飛び立った後、北海道を経由してロシア極東部の繁殖地まで1、2か月ほどかけて飛んで行くということです。その距離は、およそ4000キロにも及びます。

県はこうした渡り鳥の生息調査を行っていて、1月の調査では、ガン類は県内全体で過去最多の28万2414羽が確認されました。

このように、生息数は細かい数字まで出ていますが、どのように数えているのでしょうか?一斉に飛び立つ群れを1羽1羽カウントしているのでしょうか?