渡り鳥のマガンなどが、一斉に飛び立つ光景は宮城県の冬の風物詩のひとつです。いままさに繁殖地に戻る北帰行が本格化しているマガンにまつわる、様々なナゼに迫ります。
伊豆沼“マガン”の光景「残したい日本の音風景100選」
国内最大級の冬の渡り鳥の越冬地、県北部の伊豆沼です。うっすらと夜が明けるころ鳴き声をあげているのが「マガン」です。この幻想的な光景は、環境省の「残したい日本の音風景100選」にもなっています。

東京都から訪れた人:「これを見たくて来た。良かった。幸せ」
埼玉県から訪れた人:「平地でこのような光景が見れるのは素晴らしい」
国の天然記念物のマガンは日本に渡ってくる8割から9割が伊豆沼周辺に飛来し、冬を越します。

マガンは、先週から北へ帰る「北帰行(ほっきこう)」が始まっていますが、北と言ってもどこへ帰るのでしょうか?