東京都で「手話言語条例」が施行されたことを受け、手話を広めるためのイベントが初めて開かれました。

子どもたちが手話と体の動きで宮沢賢治の詩を朗読しています。東京都ではきょう、子どもや若者に手話を知ってもらうためのイベント「手話言語フェス」が開かれました。

東京都では去年、手話を使いやすい環境づくりや聴覚障害の人のための情報発信などを定めた「手話言語条例」が施行されています。

パフォーマンスをした高校生
「聞こえない人が困っているときに助けられる人が増えたらいいなと」

中学2年生
「手話のことを好きという人が広がればいいなと、世界が変わればいいなと思いました」

女性
「手話を勉強している身なので頑張りたいなと」

都の担当者は、「子どもたちや若い人に手話言語を広めていきたい」と話しています。