石川県の奥能登地域の「JAおおぞら」と「JAすずし」による今年8月の合併にむけた予備契約の調印式が10日、珠洲市で珠洲市で行われました。
それぞれ、穴水町と珠洲市に本店を置く「JAおおぞら」と「JAすずし」では持続可能な農業と経営基盤の強化を目指して対等合併し新たに「能登農業協同組合」=「JAのと」に生まれ変わります。
奥能登2市2町の市長や町長らが立ち合いのもと行われた調印式では両JAの組合長らが合併予備契約書に署名・捺印しました。
JAおおぞら藤田繁信組合長「まずは一安心ですね。ここからがスタートだと思っております。能登という地域の2つのJAが合併する訳ですから能登という知名度、ブランド力を活かしてこれを精一杯販売させて頂く事が我々の使命」
JAすずし表野悦夫組合長「組織を大きくしただけでは生きていけない。組合員の皆さんが農業に対して燃えているのか、そういう事が一番大事なんだろう。そういう仕掛けをどこまで出来るか」
両JAは3月16日に総代会を行い組合員からの合併の決議・承認を経たうえで今年8月1日に県内最大規模となる正組合員およそ9000人の「JAのと」が誕生する予定です。