「酒処おかやま」を海外にもアピールするため、倉敷市の大原美術館でフランスの酒類の輸入業者などを招いた日本酒の試飲会が開かれました。

大原美術館で開かれた試飲会は、岡山県産の日本酒をフランスの人たちにアピールしようと開かれたもので、岡山県内の酒造メーカー12社による34銘柄の地酒が用意され、酒類の輸入を手がける業者など参加した7人が説明を受けながら飲み比べを行いました。

(フランス人参加者)Q 味はどうですか?「味はおいしかったです。フランスにもいろいろな日本の酒があるが雄町米を使ったものは有名です」

岡山県は、雄町米・朝日米といった優れた酒米の生産地であることなど、岡山の地酒の魅力を発信する取り組みを行っていて、国内はもちろん海外にも岡山県産の日本酒の販路を拡大することを目指しています。

(三冠酒造 前畠眞澄さん)「世界の方が今、注目してくださっているので、これを機にどんどん(海外に)出ていきたい」

(岡山県産業労働部マーケティング推進室 菱川満 室長)「岡山といえば酒処なんだということをお伝えして、(酒米)生産者の方も、蔵元の方も頑張っていけるように応援が出来たらいい」

試飲会に続いて、日本酒に合うフランス料理の食事会も開かれ、参加者らは岡山の地酒と料理を楽しんでいました。