新型コロナの感染状況が落ち着いてきたことを受け、長野県は10日、独自の「医療アラート」をすべて解除する方針です。

新型コロナの医療提供態勢の負荷を示す県独自の「医療アラート」は、1月31日から4段階のうち、上から2番目の「医療特別警報」に引き下げられています。

関係者によりますと入院する人や重症者の数が落ち着いてきたことなどから、県は10日、2022年10月19日以来およそ4か月ぶりに「医療アラート」をすべて解除する方針です。

県内の9日夜8時の時点の確保病床使用率は20.6パーセントと、「医療アラート」を発出する基準の25パーセントを4日連続で下回っています。