トルコ南部などで発生した大地震についてです。総社市は、登山家の野口健さんらと協力し、生活や医療の支援を行うと発表しました。

総社市役所で開かれた会見には、総社市と災害時の支援協定を結んでいる登山家の野口健さんと、国際医療ボランティア団体AMDAの理事が出席しました。

6日にトルコ南部で発生した地震では、1万人以上の死者が出ているとされています。これを受けて総社市では、被災地支援として現地に寒さをしのぐ寝袋を送るとともに、医療活動を行うことを明らかにしました。

(登山家 野口健さん)「寒い所に長時間いて、夜なかなか寝られないというのが積み重なっていくとメンタルがやられていく。一日も速く届けたいという思いです」

(AMDA 難波妙理事)「これまでの過去の経験を通じた信頼関係を生かしながら、届けるための尽力を最大限していきたい」

またAMDAでは、11日に医師や看護師ら3名による医療チームを現地に派遣すると発表しました。