大分県佐伯市の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたことを受けて、半径3キロの範囲に設定されていた鳥や卵の移動制限区域が9日午前0時に解除されました。
大分県佐伯市宇目の養鶏場で1月17日に高病原性鳥インフルエンザの感染が確認され、関連農場を含めてニワトリ5万5000羽が殺処分されました。また、感染を受けて、発生農場の周辺には移動制限区域と搬出制限区域が設定されていましたが、搬出制限は1月29日に解除されています。
県は周辺で新たな鳥インフルエンザが確認されなかったことから、農水省と協議した結果、9日午前0時に半径3キロに残っていた「移動制限区域」を解除しました。移動制限区域の解除によって、発生農場を含むすべての養鶏場では3週間ぶりに養鶏の仕入れや出荷ができるようになります。