購入量は日本一でも「納豆メーカー」は
一方、こちらは福島市にある納豆メーカー、創業32年の「コープフーズ」。

コープフーズ・渡部敏工場長「(購入額1位は)本当に嬉しいです。長年続いていますよね」

納豆が大好きな福島市民ですが、実はいま、市内にある納豆メーカーは、「コープフーズ」1社のみなんです。
福島市には以前、納豆メーカーが3社ありましたが、老舗だった他の2社は5年前までに廃業してしまいました。
コープフーズでは、県産の大豆を使った3種類を含む5種類の納豆を1日におよそ1万個製造しています。

しかし、物価高騰の影響で例年と比べ、パックの容器などは3割ほど、輸入の大豆は5割ほど値上がりし、頭を悩ませています。
それでも、試行錯誤を続けながら、地元産の納豆を守り続けていきたいと工場長は話します。

コープフーズ・渡部敏工場長「大手メーカーができないような納豆を作りたいし、福島県産の大豆をこれだけ使って製造しているメーカーない。地産地消をしっかり守って消費者に利用してもらえればと思う」














