桜など春を題材とした日本画を紹介するコレクション展が8日から大分県日出町の二階堂美術館で始まりました。

この展覧会は桜を多彩な表現で描く日本画の魅力を知ってもらおうと、日出町の二階堂美術館が開催しました。会場には江戸時代後期から近代までに描かれた作品67点が展示されています。

このうち、横山大観の作品「夜桜」はやみ夜に燃え盛るかがり火が桜をほのかに浮かび上がらせる不思議な世界観を力強く描いています。

また、小林古径の作品「桜町中納言」は麗しく咲き誇る桜の花を点描の技法を用いてロマンティックに表現しています。

コレクション展「桜と春らんまん」は4月2日まで日出町の二階堂美術館で開かれています。