山形県内の桜は、そろそろ見納めになっていますが、知る人ぞ知る、隠れた名所があります。
満開の桜と鯉のぼりが織り成す数日限りの絶景。その景色を作り出した地域住民の思いとは。春の一日に密着しました。
気持ちよさそうに空を泳ぐのは、300匹のこいのぼり。
満開の桜が織り成す数日限りの絶景。
ここは、知る人ぞ知る、桜とこいのぼりの名所山形県山形市の「高瀬川」です。
親子
「ものすごい数のこいのぼりで圧倒されています」
写真家
「県内各地の桜の名所を周って写真を撮っている
桜と鯉のぼりがコラボしてきれい」
親子
「犬に兜を被らせて5月の節句と一緒にと思って
毎年来て子どもの成長と犬の成長が見られる場所」
この絶景を作り出したのが地元で「鯉のぼりおじさん」と呼ばれる
個性的な衣装を着た男性、酒井義孝さんです。
鯉のぼりおじさん
酒井義孝さん
「最初は川原の会のメンバーが自分たちで楽しもうと(鯉のぼり)をあげたが年々増えてやめるにやめられなくなった今年もらった鯉のぼりが30匹ぐらいあって、今は東京からも送られてくる」
高瀬川に掲げられている鯉のぼりは、全て寄付されたもの。
“こいのぼりおじさん”が補修し、もう一度命を吹き込んでいます。
鯉のぼりおじさん
酒井義孝さん
「押し入れにもたくさんある全部鯉のぼり
あがる順番を待っている鯉のぼり600近いかな?」
中には、大正時代の鯉のぼりや黄金太郎鯉など貴重な鯉のぼりもあります。
高瀬川に鯉のぼりを掲げている“こいのぼりおじさん”の日課は、高瀬川の清掃です。
鯉のぼりおじさん
酒井義孝さん
「ただだと思って見に来るけど大変なんだ」
Q.なんでそこまでしてやる?
「大人の遊び 自分たちが楽しもうという考え。人に見せようという考えではなかった」
今や紅花と並び地域の目玉となった高瀬川。
しかし、この景色が見られるようになったのはほんの10年前です。
高瀬川は20年程前まで、手付かずの荒れた川でした。
地域の川を取り戻したいと地区の住民が会を結成し、高瀬川の保全活動が始まりました。
10年前に鯉のぼりを揚げはじめ、今では山形県内有数の絶景スポットに。
鯉のぼりおじさん
酒井義孝さん
「言い出しっぺが俺。だから責任を感じている、全てにおいて。
だから山形県一の鯉のぼりをあげたい」
鯉のぼりおじさん
酒井義孝さん
「触ると100歳超える 長生きできるよ」
「(鯉のぼりを)せせらぎに流していますから」
訪れた人
「良かった 来て」
訪れた人
「本当に幸せだ」
訪れた人
「桜とのコラボレーションがきれい。
子どもたちも多分いい思い出になった。きょう来られて良かった」
鯉のぼりおじさん
酒井義孝さん
「鯉のぼりと桜がちょうどあって
最高の場所、山形県内では(一番)」
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