特に危機感を募らせているのは企業誘致
地域活性化を目指すうえで、東国原さんが特に危機感を募らせているのが企業誘致。
熊本県では、台湾の企業が、半導体を製造する工場を新設するため、1兆円規模の投資を行っているほか、長崎県でも半導体工場の新設に伴い数千億円規模の投資が行われています。

宮崎県は、こうした流れに取り残されつつあると東国原さんは指摘します。
東国原英夫さん
(台湾企業の)TSMCが来ましたよね、(熊本)空港が新しくなりますよね。
あれで環状の高速道路が走る、そして空港まで鉄道を走らせる、それだけの経済効果があるのか、台湾便はおそらく定期便になる。
そしたら宮崎はどうなりますか?こうした危機意識を持っていなければいけない。
大きな次世代型の工場を持ってくると、観光も農産品(輸出)も付いてくる。だから本丸、これ(企業誘致)は非常に重要、これは県政の課題です

新しいキャッチフレーズ「日本のフロリダ宮崎」 宮崎は東海岸ですから
県知事時代には、宮崎の存在感を高めた東国原さん。独自のアイデアで宮崎の魅力を発信しようと意気込んでいます。
東国原英夫さん
新しいキャッチフレーズ「日本のフロリダ宮崎」。フロリダは結構進んでいるところ、高齢者移住や医療なども進んでいる、そういう地域にできたらいいな。(以前は)カリフォルニア化という言い方していたが、(カリフォルニアは)西海岸ですから、宮崎は東海岸ですから「フロリダ」なんです。そういうこだわりがあるんです(笑)

(スタジオ)
川野AN
宮崎県知事選挙以来、約1か月ぶりにお会いして話を伺ったのですが、東国原さんは時代の流れをつかむセンスであったり、商売のチャンスを見つけるセンスであったり、いい意味でこんなに「山っ気がある」方はいないと感じました。
選挙には負けたのですが、稀有な存在ですから、「一県民」ではもったいない、もう少し、何か活躍する場があった方が宮崎のためにもいいかなという風には感じました。
※MRTテレビ「Check!」2月7日(火)放送分から