岡山市は子どもの医療費助成で入院費用を無料とする対象を、現在の中学から高校に拡大し、通院も無料または1割負担に改正する方針を示しました。

大森岡山市長が会見で明らかにしたものです。

子どもの医療費について入院費用の無料対象を中学卒業までから高校卒業までに、また通院費については小学生は1割負担から無料に、中高学生は3割負担から1割負担に改正する方針を示しました。全国の自治体で子育て支援が拡充されるなか、県都でも子ども医療費の助成が拡充されます。

(大森雅夫岡山市長)「さまざまな面から子どもに対する投資、子育て関係の投資を重点的に行っていきたいと思います」

岡山市は、昨年4月から子ども医療費の拡充に向けて検討会を開いていて、2024年度予算に10億円を追加し、来年1月からの運用開始を目指しています。