■プロ野球春季キャンプ DeNA(7日、沖縄・宜野湾市)

キャンプ第2クールに入ったDeNAのドラフト1位ルーキー・松尾汐恩(18・大阪桐蔭)が初めて実戦形式の練習に参加した。

走者を置いたシート打撃で初めてプロの投手と対戦。第1打席は一塁、三塁の場面で京山将弥(24)を相手に積極的にバットを振っていたが、ストレートに振り遅れファールに。カウント3-2で迎えた6球目のストレートを詰まりながらもライト前に弾き返し、実戦初安打初打点をマークした。

第2打席は二塁・三塁の場面で三浦銀二(23)のストレートに振り遅れ、カウント1-2と追い込まれた。しかし、4球目のスライダーを上手く体重を残してさばき、センター前への綺麗な安打で2打点。「初めての変化球が来たので、たまたまです」と話した松尾だが初めてバッターボックスで体感したプロの変化球に対応するセンスを見せつけた。「やっぱり開幕1軍というところも目標にやってきてるので、そこに向けて自分も先輩方と肩を並べられるようにまずは頑張いきたいなと思っています」と改めて目標を口にした。