中央アルプスの千畳敷で、雪の中に日本茶を貯蔵する作業が行われました。

標高およそ2600メートルの中央アルプス千畳敷。
絶好の天気に恵まれた6日朝、駒ヶ根市内の日本茶専門店の関係者や市の職員が降り積もった雪を掘り、低温熟成させる日本茶13キロを貯蔵しました。

山岳地と市街地をお茶で結び、地域活性化を目指すプロジェクトの一環で、今年で6年目を迎えました。
貯蔵したのは南信州産と静岡県産の茶葉をブレンドした「駒結(こまゆい)」と名づけられた日本茶で、雪の中で熟成させることで香ばしくまろやかな味わいになるということです。

(山二園・酒井隆道社長)「中央アルプスの自然の中で育まれたおいしさをぜひ味わっていただきたい」
貯蔵した日本茶は5月ごろ掘り出し、駒ケ根市内の日本茶店などで販売されるということです。