県南地方の伝統行事「えんぶり」の先陣を切って、5日階上町(はしかみちょう)で「早生(わせ)えんぶり祭り」が行われました。

新型コロナでの中止を経て3年ぶりに開催された「階上早生(はしかみわせ)えんぶり祭り」は、地元の田代(たしろ)、鳥屋部(とやべ)、平内(ひらない)の、3つのえんぶり組が、地域に春を呼び起こす勇壮な舞を披露しました。
華やかな烏帽子(えぼし)をかぶり勇ましく頭を振る太夫(たゆう)独自の舞、「摺り(す)」は、種まきから稲刈りまでの稲作の一連の動作を表していて、豊作への祈りが込められています。


また、大黒舞(だいこくまい)やえびす舞など可愛らしい子どもたちの祝福芸(しゅくふくげい)も披露されました。
※見物した人は
「小さい子とかも、結局3年ぶりということなので、その間に大きくなった子どももいると思うので、すごくウルウルする気持ちで見ていました」
階上町(はしかみちょう)のえんぶり組は2月17日から始まる八戸えんぶりにも参加します。















