藤井聡太(ふじい・そうた)五冠が渡辺明(わたなべ・あきら)棋王に挑む将棋の棋王戦(きおうせん)が5日、長野市で開幕し、藤井五冠が初戦を制しました。


長野市のホテルで行われた棋王戦五番勝負の第1局。
棋王戦10連覇中の渡辺棋王に対し、勝てば史上最年少の20歳で六冠となる藤井五冠が挑みました。
対局は、はじめに仕掛けた渡辺棋王に対して藤井五冠が反撃する展開となり、初戦は125手で藤井五冠が勝利を収めました。
「良いスタートが切れたかなと思うのでまた次局以降も精一杯頑張りたいと思います」
棋王戦は3月までの日程で行われ、先に3勝した方がタイトルを獲得します。