昨年(2022年)、岡山県北の温泉地を中心に開催されたアートイベント「美作三湯芸術温度」の来場者が12万4000人と、前回より増加したことが県の調査でわかりました。


回遊型アートイベント「美作三湯芸術温度2022」は昨年の8月から12月まで100日間の期間で開催され、湯原、奥津、湯郷温泉の宿泊施設や周辺施設にアート作品が展示されました。開催期間中の来場者は延べ12万4000人で、コロナ禍前の2019年10月から2020年1月にかけて開かれた前回と比べ6000人増加したということです。

アンケート調査によりますと県内からの来場者が50.6%、県外からは49.4%と、ほぼ半数ずつになっています。

また、年代別では50代が27.8%と最も多く、40代、30代と続いています。

主催した岡山県では参加アーティストが増えて、イベントの魅力が向上したことなどが来場者の増加につながったと分析しています。また会期が終了した現在も14アーティストの作品が宿泊施設などに展示されているということです。