■プロ野球 西武春季キャンプ(5日 宮崎・日南市)

来月のWBC開催で開幕が昨季より約1週間遅れるプロ野球。選手のコンディション調整などを最優先に考え埼玉・所沢で各自自主トレーニングを行っていた西武が5日、12球団で最も遅くキャンプ地に入った。多くのファンに声援を受けたキャプテンで侍ジャパンの源田壮亮(29)は「すごく歓迎してくださって嬉しかった。いいですね、頑張ろうと思えました」と気持ちを引き締めていた。

その後は日南市の榎原神社で毎年恒例の無事息災祈願を行い、監督として初めてのキャンプを控える松井稼頭央新監督(47)は「本当に一年間健康に、選手も含めてそこが一番。実りのあるキャンプにしたいと思いますし、キャンプでしかできないことがあるので、一個一個、丁寧にやっていきたいと思います」と意気込みを語った。

昨季はリーグ3位で2年ぶりにクライマックスシリーズに進出するもファーストステージで敗退となった西武は、新監督と4年ぶりのリーグ優勝を目指す。WBCに向けキャプテン源田と山川穂高(31)は2月16日に侍ジャパンに合流予定となっている。