御船町(みふねまち)恐竜博物館は白亜紀後期の地層から恐竜の卵殻(らんかく)の化石が見つかったと発表しました。
この時期の卵殻の発見は国内で初めてです。

御船町恐竜博物館が町内の地層から見つかったと発表したのは、恐竜の卵殻化石2点で白亜紀後期に当たるおよそ9000万年前のものだということです。
2つの卵の殻は共に長さおよそ25ミリ幅10ミリ厚さ2ミリで、球形なら直径5センチから7センチと見られています。

一方で恐竜の化石が付近で見つかっていないことから、どの種の卵かは分からないとしています。

今後は熊本大学と協力して、内部構造を調査する予定です。
これまで国内5県で発見された卵殻化石は、いずれも白亜紀前期のもので今回の白亜紀後期のものは国内で初めての発見となり、恐竜の進化などを解明する手がかりとなる可能性があるということです。
御船町恐竜博物館では7日から公開予定です。













