値上げラッシュが続く中、驚きのワンコイン税込み500円でランチを提供する大分市内の飲食店をリサーチしました。

大分市畑中にある「鉄板酒場もも」。定食をはじめ、鉄板料理などランチで500円のメニューを提供しています。店の一押しは外はパリっと、中はふっくらジューシーな塩から揚げの定食。ごはんとみそ汁もセットになっています。値上げラッシュが続く中、一体なぜこの価格で提供ができているのでしょうか?

(鉄板酒場もも・後藤正憲代表)「仕入れ業者の方との交渉のうえ協力してもらって安い仕入れが実現してその上で来店客にも還元できているのかなと思います」

そして、ワンコインのメニューの中でも一番人気が「焼きそば」です。麺を強火で一気に焼き上げ、パリパリ食感に仕上げています。

(小野リポーター)「想像以上にパリパリで香ばしいです。自家製のソースともよく合っていてボリュームもありますし大満足の味わいです」

安くておいしい料理を実現するため店は夫婦2人で切り盛り。コロナ禍でも店に来て支えてくれる地元の人たちに恩返ししたいという気持ちから今後もワンコインでの提供を続けたいと話します。

(鉄板酒場もも・後藤正憲代表)「ごはん食べる時って多分みなさん一番笑顔になると思うので笑顔で帰ってもらって口コミで広げてもらえたらなと思います」

また、大分市府内町にある「同樂や」。気になるワンコインメニューは「べジキーマカレー」です。県産野菜、果物そしておよそ20種類のスパイスなどで作るこだわりのカレー。由布市庄内産の米を使用し、県産食材の魅力を詰め込んだ一品です。

(同樂や・阿部洋久代表)「一人でいる時はエアコンを切ってみるとか削れるものはどこかにあるはずだと悪戦苦闘しながらいまのところはぎりぎりやっています」

このほかにも角切りバラ肉がたっぷり入ったカレーなどメニューも豊富。地元で自分や親戚が育てた野菜を店で使う地産地消の努力でこの価格が実現しているといいます。

(同樂や・阿部洋久代表)「栄養バランスを考えてやってますのでワンコインでお腹も心も満たしてもらえればいいなと思います」