闘病生活を送る子どもたちの心を癒すための人形、「キワニスドール」の贈呈式が岡山市北区の岡山医療センターで行われました。

高校生が、病気と闘う子どもたちのために作った真っ白なキワニスドールです。社会奉仕団体岡山キワニスクラブが岡山南高校の生徒に製作を依頼したもので、73体が岡山医療センターの小児科に贈られました。

キワニスドールは、顔や服などを自由に描けるのが特徴で、子供たちは大好きな人の顔を描いてそばに置き、心の支えにしているといいます。

(岡山医療センター 小児科医師 古城真秀子さん)「高校生の皆さんが一針一針縫ってくれた。そのあたたかい気持ちが子供たちに必ず伝わると思いますので、みんな大事に使ってくれると思います」

岡山キワニスクラブはこれからも病院や児童養護施設にキワニスドールを贈り続ける予定です。