■プロ野球春季キャンプ 巨人(2日、宮崎・サンマリンスタジアム 他)

1日から宮崎で始まっている巨人の春季キャンプ。2日目は、まだ薄暗い朝7時から、通称「アーリーワーク」と呼ばれる打撃練習でスタート。若手選手だけでなく、坂本勇人(34)、岡本和真(26)ら主力や、今季広島から移籍した長野久義(38)までほとんどの選手が参加した。

3人1組のグループ制で、競うようにバットを振り始めたG戦士たち。ひときわ目を引いたのは今季ソフトバンクから移籍した「熱男」こと松田宣浩(39)。ベテラン勢では断トツとなる750スイングをこなし、若手に負けず劣らずの練習量を見せた。
5時半に起床後、湯舟につかり体をほぐして練習に臨んだという39歳は「朝熱男になっちゃった」とおどけて見せた。

さらに、全体練習終了後にもメイン球場のサンマリンスタジアムに1人居残り、ロングティーを敢行。練習後の報道陣の取材に対しても「めっちゃ練習してもいいらしいのでめっちゃ練習します」とやる気満々。昨季構想外で古巣ソフトバンクを去った39歳が、新天地でその悔しさを晴らす。