令和2年7月豪雨で路面が崩落した大分県日田市の国道210号。およそ2年半続いた片側交互通行が2日、解除されました。
現場では2日、工事用信号機やカラーコーンが撤去され、午後2時に規制が解除されました。日田市天瀬町の国道210号は2020年7月の豪雨で道路が玖珠川の濁流に削り取られ、440メートルにわたって片側交互通行となっていました。
これまでは片側で3分半の待ち時間が発生していましたが、規制解除によってスムーズに通行できるようになりました。
(道の駅慈恩の滝くす・日隈淳一郎店長)「道路利用される方の利便性もかなり悪かったと思う。全面開通したのは大変ありがたいし、道の駅にとっても良かった」
令和2年7月豪雨で国道210号は50か所以上が被災し、現在も九重町と由布市湯布院町のあわせて3か所で復旧工事が続いています。