2021年7月に起きた静岡県熱海市伊豆山の土石流災害で、被害にあった熱海市消防団の詰所の解体工事が2月1日、始まりました。
熱海市消防団、第4分団の詰所は、2021年7月の土石流災害で1階部分が泥に埋まるなどの被害を受けました。地上3階、地下1階の鉄筋コンクリート製の詰所は、警戒区域内にあり、準半壊の判定を受けていることなどから、取り壊しが決まっていて、1日は作業員が解体に必要な機材を建物内に運び込みました。解体は建物の内部に重機を入れて行われ、3月中旬をめどに完了したいとしています。
<熱海市消防団第4分団 松本早人部長>
「消防団員になってから、30年近くこの詰所でみんなと作業していたので寂しくなっちゃう。出動がしっかりできるような拠点を新たに考えてもらう。なるべく早く場所を提供してもらいたい」
第4分団の移転先は未定で、住民らと話し合いながら決めていくということです。
注目の記事
「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

愛媛県民は「を」を「WO」と発音? 47都道府県調査で見えた驚きの「常識」

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」

大阪王将 ドーナツ業界に進出「ぎょーナツ」餃子味、麻婆豆腐味って? 異業種が参入するワケ【Nスタ解説】

1枚500円なのに交換は440円分…農水大臣が「おこめ券」にこだわる理由、百貨店商品券との違い【Nスタ解説】









