岡山県瀬戸内市に、新たな社会人野球の女子チームが誕生しました。「日本一」を目指すことで地域を盛り上げ、活性化させようというチームです。

瀬戸内市に新たに誕生した、社会人女子野球チーム「瀬戸内ブルーシャインズ」。女子選手の活躍の場をつくるとともに、地域活性化につなげようと立ち上げられました。

総監督を務めるのは、岡山学芸館女子硬式野球部の監督でもある、山崎慶一さん。かつて岡山城東と岡山学芸館を春夏6回、甲子園出場に導いた名将です。

(瀬戸内ブルーシャインズ 山﨑慶一総監督)「地域に愛されるようなチームにしないといけない、というのは我々スタッフの思いです。瀬戸内市を盛り上げる一助になれば」

現在、選手は17歳から25歳までの13人。岡山学芸館高校やIPU・環太平洋大学の出身者が中心です。学生や県外に住む選手も多く、現在は各自で自主練習に励んでいます。

(瀬戸内ブルーシャインズ 野下華鈴選手)「(全員で練習する日が)楽しみです。早くみんなでそろって野球したいなと思います」

(瀬戸内ブルーシャインズ 勝力衣里奈選手)「ひとりひとりのレベルが高いのでどこまで目指せるのか楽しみなところです」

監督は、環太平洋大学女子硬式野球部の初代キャプテンを務めていた、土井畑優さんです。

(瀬戸内ブルーシャインズ 土井畑優監督)「色んな地域から、ここで野球をするために集まってくれた子たちなので、一緒に私も成長していきながら同じ時間を共有できればいいのかなと」

(瀬戸内ブルーシャインズ 田中千尋選手)「いよいよ始まるんだな、というワクワク感が止まらないです。地元の方に愛されるチームをまず目指して、日本一とりたいと思っています」

この春から本格始動する、瀬戸内ブルーシャインズ。瀬戸内から女子野球日本一を目指す戦いが始まります。

(スタジオ)全体練習は3月から始まり、4月に開幕する中四国の硬式野球リーグ「ルビー・リーグ」参入を目指します。