手作り弁当の無人販売店が1月、愛媛県松山市にオープンしました。弁当作りには障がいのある人たちが携わるなど、就労支援の役割も担っています。

1月、松山市の平和通りにオープンした「お母さんの手作り弁当 ウパウパ」。

大学にほど近い、いわゆる“学生街”とあって、店内にはボリューム満点の10種類の弁当が並んでいます。
訪問看護などを手掛ける会社が運営しているこのお店。就労支援として障がい者らが弁当作りに携わっていて、パッケージにシールを貼ったり、弁当を並べたりしていました。
北川聖也 店長
「就労支援の利用者さんたちと楽しく毎日弁当の盛り付けをしているので、いつでもおなかいっぱい食べられるような、ボリューム満点の弁当を提供したいと思っている」

店はコロナ禍で注目されている無人販売の仕組みを導入しているほか、どの弁当もワンコインで買えるという安さが特徴。
ご飯とおかずがそれぞれ500グラムずつ入った1キロ弁当もこのボリュームでなんと500円です。
店は24時間年中無休で営業していて、今後、さらに店舗の数を増やすことも検討しているということです。