プロ野球は1日、西武を除く11球団がキャンプイン。DeNAは、大阪桐蔭からドラフト1位で入団した松尾汐恩(18)が初日からランチタイムの特別打撃練習を行った。

気温20度を越え沖縄らしい天気となった宜野湾。三浦大輔監督(49)はドラフト1位ルーキーの松尾汐恩とドラフト3位の林琢真(22)のランチ特打(特別打撃練習)でバッティング投手を務めた。1軍キャンプメンバー入りし注目されている松尾は褐色のバットで右打席に入るとゆったりとしたフォームから鋭いスイング。右方向への打球が多かったが自分のバッティングポイントまでしっかり引きつけていた。三浦監督は「高卒ルーキーというのを忘れるくらい初日からしっかり振れていた。ヘッドスピードが早かったし力強く振れていた」と笑顔を見せながらコメントした。

松尾はその後、ソフトボールを使ったロングティーで豪快なフルスイングを披露した。鈴木尚典コーチ(50)のあげるボールを強振して体勢を崩す場面も見られたが満面な笑み。ルーキーながらキャンプ初日でも伸び伸びと練習を行った。