2月7日の「北方領土の日」を前に、熊本市役所ではパネル展が開かれています。

北方領土は、戦後70年以上が経った今もロシアによる実効支配が続き、返還に至っていません。

早期返還の実現を訴えるこのパネル展では、これまでの日ロ外交の歩みや、日本人の島民が島を追われソ連軍によって占拠された歴史などが紹介されています。

熊本県北方領土対策協会 吉田宣征 事務局長「早期返還実現に向けて国をあげて取り組んでいるところでして、熊本においても早期返還へ向けてご協力をお願いしたいという運動を起こしています」

元島民の多くは80歳以上になり、島に戻れないまま亡くなる人も多いということで、主催者は両国民の理解を深めることが平和的な解決に繋がると訴えています。

このパネル展は、2月7日までです。