長引く物価高は県内で暮らす大学生の生活にも影響を与えています。静岡大学では経済的に苦しむ学生のお腹を満たそうと「100円夕食プロジェクト」を始めました。
1月30日夕方、100人以上の学生が列を作った静岡大学の食堂の前。学生たちのお目当ては大学側が用意した「100円夕食プロジェクト」。初めての企画に食堂のスタッフたちも慌ただしい準備しています。
<生協第一食堂のスタッフ>
「初めてなのでちょっと、分からないですけど、皆食べれればいいと思いますけど」
<大学職員>
「それではみなさん、時間になりましたので、学生100円夕食プロジェクト開始します」
静岡大学の静岡、浜松キャンパスで始まった「100円夕食プロジェクト」。通常、500円程度のメニューが100円で食べられるというもので、物価高の影響を受ける学生に少しでも元気になってもらおうと企画しました。この日はとんかつ定食や竜田丼など、人気のメニューが並びました。
<山梨県出身で1人暮らしの1年生>
Q.味どうですか?
「おいしいです。大学生はご時世的に物価も上がっているし、自炊しても値がついちゃうのでありがたいです」
山梨県出身で一人暮らしをする男子学生。普段は食材を大量に買い、1回でまとめて調理する鍋料理などで節約しているといいますが、経済的には厳しい状況です。
<山梨県出身で1人暮らしの1年生>
「(食費は)月で3万円ぐらいで抑えたいと思っているが、量を食べる方なので、1日1000円ぐらいだときつい。こういうことをやってもらえると本当に助かります」
ベトナム出身の女子学生。相次ぐ食品の値上げに苦しんでいるといいます。
<ベトナム出身で1人暮らしの4年生>
「卵は昔、10個で100円だったのに今は200円以上しますよね。食料の値段が上がっていて、作る際にガスとか水道とかかかるじゃないですか。これで100円すごいですよね。最高!」
通常料金との差額は卒業生や企業などの寄付による基金で補っています。
<静岡大学総務部 依藤充明次長>
「エネルギーの高騰と物価高もあり、学生の生活にも影響が出ている。きょうから定期試験が始まるので今回は企画した」
静岡キャンパスでは、用意された170食がわずか10分で完売する盛況ぶり。物価高に苦しむ学生ですが、大学からの応援を受け食堂は笑顔であふれていました。
「100円夕食プロジェクト」は静岡キャンパスと浜松キャンパスで来月3日まで続きます。
注目の記事
能登半島地震で妻子4人亡くした警察官 44歳の再出発 「制服を脱ぎ、ギターを手に」

「小学生が両親と自転車でお出かけ、どこを走れば良い?」4月からの青切符導入で変わるルールと反則金【Nスタ解説】

はみ出して追い越してもいい? 山中の道路に現れた謎のセンターライン 誰も正解にたどり着けず…警察に聞いてみると意外な回答が

「妹が勇気をくれる」ダウン症の妹の自立と成長を綴り文部科学大臣賞 小6の姉が作文に込めた妹への”尊敬”と”支えの形” 広島

棒や素手でボコボコに…スタンガンも 独自入手の証言から見えるカンボジア特殊詐欺拠点の恐怖支配の実態 背後に「トクリュウと中国マフィア」

「そんなドジはしない」整形と偽名で逃亡した福田和子 時効まで残り1年、背水の陣の警察が放った日本初の“懸賞金”【前編】









