佐伯海上保安署などがヘリコプターで病気やけがの人を運ぶ発着訓練を行いました。病院のヘリポートを使った訓練は大分県内で初めてとなります。
この訓練は災害時の連携強化を目的に佐伯海上保安署や南海医療センターなどが合同で実施しました。貨物船内で右半身まひとなった70代男性を緊急搬送する想定で行われヘリコプター「はまちどり」が病院に着陸。乗組員らが患者を運び医師らに症状の程度や応急処置の状況を引継ぎました。
実際の病院のヘリポートを用いた訓練は県内で初めてとなります。佐伯海上保安署によりますと海上保安部が実際に県内の病院ヘリポートに着陸したケースはこれまでに2件あるということです。