タワマン地下駐輪場に免振装置

仙台市内のこちらのタワーマンション。防災対応を十分行っているとして市から認定を受けています。
どのような対応がなされているのか、案内してもらったのは…。

大京アステージ東北支店 植田耕太係長:「駐輪場ですね。はい、地下の駐輪場になっています」
本杉美樹記者:「白いのがありますけど、あれはなんですか?」
大京アステージ東北支店 植田耕太係長:「免震装置ですね。ご覧の通りかなりの数の免震装置がついています」

薄い板が積まれたような、こちらが免震装置だということですが。

本杉美樹記者:「なんだか斜めに傾いていますがなんでですか?」
大京アステージ東北支店 植田耕太係長:「本来であればピタッと面がそろっているんですが、こうしてずれているのは地震の力で免震装置が動いたあとなんですね」

装置にある薄い板は特殊なゴムと金属でできています。地震が来ると、板が動くことで揺れのエネルギーを吸収・分散し、地震の力が建物に伝わるのを大幅に軽減するといいます。

本杉美樹記者:「動くことが正しい動き?」
大京アステージ東北支店 植田耕太係長:「そうですね、正しく免震装置が動いている証拠ですね」

効果の程を、住民に聞いてみると・・・。

ライオンズタワー仙台広瀬 管理組合法人 佐々木秀喜理事長:「実際に3.11のときには、テレビ台に置いている置物が落ちた程度で、それ以外の家具が動いてもいませんし、倒れてもいませんので、ほとんど被害はなく影響も少ないという状況でした」

さらに、自治会の防災対策もタワーマンションの特性に対応しています。