大分市で31日朝、3階建てアパートの1階から火が出て、住んでいる男女2人が顔などに軽いやけどを負いました。警察と消防が1日、実況見分で出火原因などを調べることにしています。
(八尋記者)「現場周辺ではまだ焦げ臭いにおいが立ち込めています。現在、消防が燃えた部屋で現場の確認をしています」
31日午前7時ごろ、「大分市鴛野の3階建てアパートの1階から煙が出ている」と119番通報がありました。
消防車13台が消火にあたり、1階の1室を焼いておよそ3時間後にようやく鎮火しました。
この火事で住人の男女3人が搬送先の病院で手当を受けていましたが、火元とみられる部屋に住んでいる無職、広瀬直行さん(85)が顔などに軽いやけどを負ったほか、別の部屋の23歳の女性ものどに軽いやけどをしました。71歳の男性はけがが無いことが確認されています。
警察と消防は1日、実況見分を行い出火原因などを調べることにしています。
現場はJR敷戸駅から北西におよそ500メートルの国道10号沿いの住宅密集地で、火が出た時は通勤時間と重なり一時騒然としました。